TikTokをはじめとするSNS運用において、「なんとなく運用する」といった感覚的なアプローチでは、成果につながりません。
なぜなら、SNSは“正解のない世界”だからです。
フォロワーが増えたのか、見込み客に届いたのか、再生されても売上につながったのか。
こうした効果をきちんと“測る”ために必要になるのが「KPI(重要業績評価指標)」です。
KPIを設定することで、数値によって現在地を把握できるようになり、改善すべき課題も明確になります。
それにより、「バズったからOK」ではなく、「狙った成果に近づいているか?」を判断できるようになるのです。
この章では、TikTok運用で最初に設定しておくべきKPIの考え方・設計方法・活用法まで、初学者でも実践できる形で解説していきます。
KPIとは何か?目的との違いを理解する
KPIという言葉は聞いたことがあっても、いざ設計しようとすると「目標と何が違うのか?」「どう設定すればいいのか?」と迷う人が多くいます。
ここで重要なのは、KPIはあくまでも目標を「行動と数値」で管理するための中間指標であるということです。
目的や目標とは役割が異なり、「進捗を測る道具」として使うものです。
今回は、KPIの定義や役割、目的・目標との違いを明確にし、「なぜKPIが必要なのか」を理解してもらうところから始めていきます。
KPIの定義と役割
KPIとは「Key Performance Indicator」の略で、日本語では「重要業績評価指標」と訳されます。
簡単に言えば、目標を達成するために途中で“進捗を数値で確認するための指標”です。
たとえば、目標が「3ヶ月でフォロワー1,000人増加」だとした場合、KPIはそのために設定する「週に何本投稿するか」「1本あたりの再生数をいくつにするか」といった、日々の行動や結果を具体的に測る基準になります。
KPIを設定しておくことで、次のような効果が得られます。
【KPIを設定する効果例】
・目標までの道筋が具体化される
・「うまくいっているか?」を感覚ではなく数字で判断できる
・問題が起きたとき、どこを改善すればいいかが明確になる
・チームでの認識を揃えやすく、成果の可視化ができる
・運用の改善に必要なPDCAサイクルを回しやすくなる
逆に、KPIを設定していないと、
「目標が達成できなかった理由がわからない」
「次に何をすべきか決められない」
といった事態に陥りがちです。
その結果、やみくもな運用になり、時間やリソースを浪費してしまうのです。
目的・目標・KPIの違いを理解する
TikTok運用で「目標は決めてるけど、KPIはよく分からない」「目的と何が違うの?」といった悩みは非常に多いです。
しかし、これらを曖昧にしたまま運用を始めると、チームの中で認識がズレたり、的外れな施策に時間を使ってしまったりといった問題が起こりがちです。
まずは、それぞれの関係を以下のように整理しておきましょう。
【3つの違いをシンプルに整理】
目的(Why):なぜTikTokを運用するのか?という「存在意義」
→ 例:「若年層にブランドを知ってもらいたい」
目標(What):目的を達成するために“何を成し遂げたいか”
→例:「3か月でフォロワーを1,000人にする」
KPI(How/Measure):目標を実現するための具体的な“行動”や“中間指標”
→例:「週3本動画を投稿する」「平均再生回数を5,000回以上にする」
このように、「目的→目標→KPI」という順で設計していくことで、運用がブレずに筋の通ったものになります。
もしKPIだけが単独で設定されていた場合、「そもそも何のためにやっているのか?」という問いに答えられなくなりがちです。
逆に目的しか決まっていないと、日々の行動が曖昧になり、チームでの足並みも揃いません。
✅目的=方向性
✅目標=ゴール地点
✅KPI=その道のりをどう進んでいるかを測るメーター
このように捉えることで、TikTokの投稿1本1本に意味が生まれ、成果につながる運用が可能になります。
KPIを設定するメリット
KPIの役割は「進捗を測る」ことですが、単に数値を追いかけるためのものではありません。
適切なKPIを設計することで、運用そのものの“質”を高めることができます。
ここでは、TikTok運用においてKPIを設定することで得られる主なメリットを紹介します。
【1】進捗の可視化で改善がしやすくなる
KPIがあることで、「うまくいっているのか、そうでないのか」を感覚ではなく数値で把握できます。
例えば「視聴完了率を60%以上」と設定していれば、それ以下の結果が出たときに「どの部分で離脱されているのか?」と改善ポイントが明確になります。
【2】モチベーションが維持されやすい
「フォロワーを増やす」という漠然とした目標よりも、
「今週3本投稿して、1本は視聴完了率60%以上を目指そう」といった具体的な指標があることで、達成感を感じやすくなります。
小さな成功体験の積み重ねが、継続的な運用の原動力になります。
TikTok運用における代表的なKPI項目
KPIの重要性を理解したら、次は「何を指標にすべきか」を具体的に選定するフェーズに入ります。
TikTokでは、プラットフォーム特有のアルゴリズムやユーザー行動に合わせた指標を設定することが欠かせません。
ここでは、TikTok運用で特に重要とされる6つの代表的なKPI項目を紹介します。
それぞれの指標が「なぜ大切なのか」「どんな数値を目指せばいいのか」、さらには良い/悪い実例をもとに解説していきます。
①フォロワー数の増加
フォロワー数はTikTok運用の成長を測る“最も基本的なKPI”です。
フォロワーが増えるということは、それだけアカウントに関心を持ち、継続的に投稿を見たいと感じたユーザーが増えている証拠です。
✅フォロワー数をKPIとして設定する理由
・投稿のリーチ(到達人数)が増える
・フォロワーが優先的に動画を視聴するため、安定した再生が得られる
・継続的にアプローチできる見込み客(ファン)を増やせる
・コミュニティ化・ロイヤリティ向上につながる
✅KPI設定例
短期目標:1ヶ月でフォロワー+300人
長期目標:6ヶ月でフォロワー+2,000人
✅良い事例
・トレンド音源を使ったショート動画を週3本投稿する
・視聴者のコメントに毎回リアクションを返し、関係性を強化する
・プロフィールに魅力的な紹介文と導線を設置し、フォロー動機を明確化する
【結果】
トレンドに乗った動画がバズり、フォロワーが1ヶ月で350人増加。
成功要因は「視覚的なインパクト×トレンド活用」で注目を集められたこと。
✅悪い事例
・不定期で投稿。内容も毎回ばらばら
・フォロワーに向けた意図的なメッセージや関係構築なし
・プロフィールが空白or曖昧な内容で、フォロー動機が伝わらない
【結果】
1ヶ月でフォロワー10人増加のみ。
アカウントに“軸”がなく、フォローされる理由がなかった。
②視聴完了率(Completion Rate)
視聴完了率とは、動画を「最後まで見てもらえた割合」のことです。
完了率が高い動画は“質の高いコンテンツ”と判断され、アルゴリズム上で優遇されやすくなります。
特に、FYP(For You Page/おすすめフィード)に掲載されるかどうかに強く影響するため、再生回数や拡散力を大きく左右する要素です。
✅なぜ視聴完了率が重要なのか?
・ユーザーが“最後まで見る価値がある”と判断している証拠
・アルゴリズムが評価し、より多くの人にリーチされやすくなる
・完了率が高い=「離脱ポイントが少ない」構成や編集ができている
✅KPI設定例
・動画視聴完了率を平均50%以上にする
・再生回数1,000回以上の動画のうち、60%以上の完了率を達成する本数を増やす
※完了率が40%を下回る場合は、冒頭や中盤に改善の余地ありと判断。
✅良い事例
・冒頭2秒で「引きの強いビジュアル」や「問いかけ」を入れて、視聴者の関心を引きつける
・動画全体を短め(15秒前後)に構成して、離脱率を下げる
・編集テンポやBGMを工夫して、飽きさせない演出を加える
【結果】
動画冒頭にインパクトある演出を入れることで、視聴完了率60%を達成。
✅悪い事例
・冒頭で長い説明やスロースタート
・構成に山場や展開がなく、単調な内容
・動画が30秒以上あるが、見せ場が後半に集中している
【結果】
視聴完了率は30%以下に低迷。
途中で離脱されてしまい、再生数も伸び悩む結果に。
③エンゲージメント率(Engagement Rate)
エンゲージメント率は、「動画に対してどれだけのアクションがあったか」を示す指標です。
主に以下のような行動がカウントされます。
・いいね(ハート)
・コメント
・シェア
・保存(ブックマーク)
単なる再生回数だけでなく、こうしたユーザーの“能動的な反応”が重視されており、アルゴリズム評価にも直結します。
✅なぜエンゲージメント率が重要なのか?
・ユーザーの「共感」や「反応」の度合いが数値で可視化できる
・高いエンゲージメントは、拡散・アルゴリズム評価を後押しする
・コミュニティ形成やファン化にもつながる
✅KPI設定例
・1本あたりのエンゲージメント率を10%以上にする
・全投稿の平均エンゲージメント率を15%以上にキープする
✅良い事例
・コメントを誘導するような「問いかけ」を動画内に入れる
・共感を呼ぶ“あるあるネタ”やストーリー性のある構成を取り入れる
・視聴者の声にリアクション動画で応える(コメント返信動画など)
【結果】
「あなたならどうする?」という問いかけ形式の動画で、コメントが急増。
エンゲージメント率は12%に向上。
✅悪い事例
・商品紹介やキャンペーン情報を一方的に伝えるだけの動画
・視聴者の感情や共感を意識していない構成
・CTA(行動を促す仕掛け)が一切ない
【結果】
動画は再生されたが、いいねやコメントはほとんどつかず、エンゲージメント率3%と低迷。
④シェア率(Share Rate)
シェア率は、「動画が他のユーザーにどれだけ共有されたか」を示す指標です。
シェアはアルゴリズムが最も重視するアクションの1つとされており、FYP(おすすめ)に乗るための大きな要因にもなります。
ユーザーが「誰かに見せたい」「拡散したい」と感じる動画こそ、多くの人の心に響いた証拠です。
✅なぜシェア率が重要なのか?
・ユーザーの感動・共感・驚きなど、強い感情を引き出せた証拠
・自然な拡散(オーガニックリーチ)につながる
・新規ユーザーへのリーチを飛躍的に増やせる
✅KPI設定例
・各動画のシェア率を5%以上にする
・月内に「シェア数1,000回以上」の投稿を3本生み出す
✅良い事例
・共感・感動・驚き・笑いなど、感情を大きく揺さぶる構成にする
・視聴者が「誰かに見せたい」と感じる“あるあるネタ”や“役立つ情報”を投稿
・時事ネタや社会的テーマをタイムリーに扱い、話題性を生む
【結果】
トレンド音源と共感ストーリーを組み合わせた投稿がバズり、シェア率6.2%を記録。
✅悪い事例
・独りよがりな内容で、他者に伝えたくなる要素がない
・見た目が地味、または伝えたいメッセージが伝わりにくい
・タイミングを逃し、話題が下火になってから投稿
【結果】
動画の内容がシェアに向かず、シェア率0.3%と低迷。
拡散せず、再生も伸びなかった。
⑤コメント数の増加
コメントは、視聴者が動画に「積極的に関わった」証です。
単なる“いいね”よりもハードルが高く、コメントが多い=感情が強く動かされたとも言い換えられます。
アルゴリズム的にもコメント数は重要な評価軸とされており、動画のリーチ拡大やコミュニティ形成において欠かせない要素です。
✅なぜコメント数が重要なのか?
・視聴者の関心の強さが分かる
・投稿者との関係性が深まり、ファン化につながる
・コメントが増えると、他の視聴者も“参加しやすく”なる(賑わい効果)
✅KPI設定例
・1か月で合計200件以上のコメントを獲得する
・各動画で平均20件以上のコメントを目指す
✅良い事例
・動画内で「あなたはどう思う?」「どっち派?」などコメントを促す問いかけを入れる
・ユーザーのコメントに対して丁寧に返信し、やり取りを活性化
・コメントから派生した動画(返答・リアクション動画)を作成し、コミュニケーションを深める
【結果】
「あなたならどうする?」という選択式の問いかけを入れた動画で、50件以上のコメントが集まり、会話が自然に広がった。
✅悪い事例
・一方通行の発信にとどまり、視聴者に語りかける仕掛けがない
・コメント欄を活用しようとせず、投稿後の反応に無関心
・回答しづらい内容(専門用語ばかり、ネタが伝わりづらい)でコメントのハードルが高い
【結果】
コメント数が1件のみ。
視聴者との接点を増やせず、エンゲージメントにもつながらなかった。
⑥トレンド活用率
TikTokの最大の特徴とも言えるのが「トレンド文化」です。
音源・ダンス・エフェクト・ネタなど、日々変化するトレンドをどう活用するかが、アカウントの成長スピードを大きく左右します。
トレンドを押さえる=“初速の伸び”を作る力とも言え、拡散の起爆剤として必須の視点です。
✅なぜトレンド活用率が重要なのか?
・トレンド参加は“話題に乗っているアカウント”と認識されやすい
・アルゴリズム上、トレンド音源・ネタは表示されやすくなる
・投稿直後から「FYPに乗る可能性」が高まり、初速の再生数が伸びやすい
✅KPI設定例
・月に10本以上はトレンド要素を取り入れた動画を投稿
・トレンド活用動画の平均再生数を5,000回以上に設定
✅良い事例
・トレンド音源に、自社商品の特徴やメッセージを掛け合わせる
・“今流行っているネタ”をアレンジし、自社のトーンに落とし込む
・TikTok上のトレンドを毎日チェックし、即日投稿を意識する
【結果】
話題のダンスチャレンジに、自社商品の使い方を自然に組み込んだ動画で15,000再生を記録。
✅悪い事例
・トレンドを追わず、すべて独自の内容だけで運用
・投稿までに時間がかかり、流行が過ぎてから動画を出す
・トレンド要素を使っても、自社と関係性がなく違和感がある
【結果】
再生数が伸びず、トレンドを無視した動画は500回程度の表示にとどまった。
TikTok運用におけるKPIは、単なる数値目標ではなく、行動を具体化し成果を最大化するための重要なツールです。
これらの指標を明確に設定し、PDCAサイクルを意識しながら運用を進めることで、効率的かつ持続的なアカウント成長が期待できます。
今すぐ自社の運用に当てはめて、成果を引き出しましょう。
KPI達成に向けたPDCAサイクルの回し方
KPIを設定しただけで満足してはいけません。
重要なのは、設定したKPIに対して「定期的にチェックし、改善を加えること」です。
ここで活用するのが、マーケティングやビジネスで頻繁に使われる「PDCAサイクル(Plan→Do→Check→Act)」です。
TikTok運用でも、PDCAを回しながら改善を重ねることで、より着実に成果へと近づけます。
KPIを達成した場合・達成できなかった場合のそれぞれにおけるPDCAの具体的な回し方を、良い例・悪い例を交えながら解説していきます。
KPI達成時のPDCAの回し方
目標としていたKPIを達成できたとき、ただ喜ぶだけで終わるのはもったいないです。
大切なのは、「なぜうまくいったのか?」を分析し、次の成果につなげる行動を取ることです。
KPI達成後のPDCAサイクルの良い回し方と、成果を伸ばしきれない悪い回し方を比較して解説します。
【良いPDCAの回し方(例:1か月でフォロワー300人増加)】
✅Plan(計画)
・成果の要因を分析し、次の目標を上方修正
例:「来月は500人増加を目指す」+「再現性のある投稿フォーマットを強化」
✅Do(実行)
・反応が良かった動画スタイルを継続
例:「共感ストーリー×トレンド音源」の型をベースに新作投稿を実施
✅Check(評価)
・どの投稿が最も貢献したか、エンゲージメントや再生数を数値で検証
✅Act(改善)
・成功パターンに新たな要素を加え、より高い効果を狙う
例:「時間帯の最適化」や「キャプションの表現改良」などを実施
【悪いPDCAの回し方(同じ例)】
✅Plan(計画)
・数字が伸びた理由を分析せず、偶然の成功と捉える
例:「たまたまうまくいったから、また同じようにやるだけ」
問題: 成果が一時的なもので終わり、次の行動が不明確になる。
✅Do(実行)
・何の改善も加えずに、同じ投稿パターンを繰り返すだけ
問題: 視聴者が飽きてしまい、エンゲージメント率が低下する。
✅Check(評価)
・再生数などを見ず、「なんとなく良さそう」と感覚で判断
問題: 次の改善ポイントが見えない。
✅Act(改善)
・改善策を取らず、次第に成果が鈍化。
問題: 継続的な成長に結びつかない
KPI未達成時のPDCAの回し方
KPIが未達成だった場合、多くの人は落ち込んでしまいがちです。
しかし、実はこの“失敗”こそが改善のチャンス。
重要なのは、「なぜ達成できなかったのか?」を具体的に見つめ直すことです。
【良いPDCAの回し方(例:1か月でフォロワー300人→実績150人)】
✅Plan(計画)
・KPI未達の原因を特定し、次の計画に反映
例:「投稿頻度が少なかった」→週3投稿から週5投稿へ増加を検討
:「トレンドを活用していなかった」→今月はトレンド音源を優先的に選ぶ
✅Do(実行)
・改善策を試行する
例:「新しいハッシュタグ」や「視聴者が最もアクティブな時間帯」に合わせて投稿
:「トレンドに乗った動画形式」を新たに導入
✅Check(評価)
・アナリティクスで改善前後の数値を比較
例:「昼の投稿は伸び悩んだが、夜20時投稿では再生数・フォロー率ともに上昇」
✅Act(改善)
・成果が出た要素を次のKPI戦略に反映
例:「夜間の投稿を基本にする」「反応が良かったフォーマットを定番化」など
【悪いPDCAの回し方(同じ例)】
✅Plan(計画)
・KPI未達の原因を特定せず、「たまたま伸びなかった」と曖昧な認識で済ませる
例:「時間帯の影響かも?」と仮説を立てず、今まで通り昼に投稿を継続
→ 結果として、過去の失敗と同じ状況に陥る可能性が高まる
✅Do(実行)
・改善を試さず、これまでと同じ形式・同じ頻度・同じ内容で投稿
例:「投稿は週3本のまま」「トレンド音源も使わず」「ハッシュタグも変えない」など
✅Check(評価)
・アナリティクスを見ずに、「今回の動画は運が悪かった」と感覚で処理
例:「再生数が少なかったけど理由は分からない。とりあえず次も同じ感じで投稿してみよう」
✅Act(改善)
・次の投稿でも改善策を取り入れず、思考停止状態で継続
結果:同じ成果のまま停滞し続け、成長につながらない
KPIは「戦略の軸」。回して伸ばす仕組みを作る
TikTok運用において、KPIの設定は「努力を成果につなげるための地図」のような存在です。
ただなんとなく投稿するだけでは、どこを目指しているのか、今どこにいるのかが見えません。
しかし、KPIを設定し、PDCAサイクルと組み合わせることで、
「何がうまくいっているのか」
「どこでつまずいているのか」
を明確にしながら、アカウントを成長させていくことが可能になります。
【KPI運用で押さえておくべき3つのポイント】
・KPIは目的にひもづいた数値指標を設定する
・達成しても未達でも、PDCAを必ず回す
・感覚ではなく、データで判断すること
KPIは、単なる「数字の管理」ではなく、戦略を実行可能な形に落とし込むための仕組みです。
正しく設計し、継続的に回していけば、TikTok運用を着実に成果へとつなげて行きましょう。
